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桃鬼伝 ー異聞・桃太郎鬼討録ー 上

平安時代中期――
吉備の山村で祖父母と暮らす少年・桃太郎は、平穏な日々を送っていた。
彼は他人の傷を癒やす不思議な力を持っていた。
しかし、その力の本当の意味を、彼はまだ知らない――。
ある夜、村は正体不明の化け物たちの襲撃を受ける。
圧倒的な力で人々を虐殺していく異形の存在。
やがて桃太郎は、その化け物たちが「鬼」と呼ばれる存在であることを知る。
さらに祖父から明かされたのは、自らが「封印の子」であるという衝撃の事実だった。

桃鬼伝 ー異聞・桃太郎鬼討録ー 中

鬼の正体を追い求める旅は、新たな局面を迎える。
鬼との戦いを重ねる中で、桃太郎たちは一つの可能性に辿り着く。
各地で発生する鬼の背後には、かつて朝廷に服属した蝦夷の民――俘囚が関わっているのではないか。
真相を探るため、桃太郎、源太、盛丸、キジの一行は瀬戸内の港町へと向かう。
そこには旅人や商人、水夫たちが集まり、各地の噂が流れ込んでいた。
断片的な情報を集めるうち、一行は鬼たちの存在が想像以上に広がっていることを知る。
しかしその最中、盛丸の故郷であるたたら場が危機に陥ったとの知らせが届く。
仲間を救うため、一行は急ぎたたら場へと向かう。
そこで待ち受けていたのは、鬼と人との戦いを大きく揺るがす新たな脅威だった――。

桃鬼伝 ー異聞・桃太郎鬼討録ー 下

戦いの果てに、桃太郎たちはついに都へと辿り着く。
朱雀天皇との謁見の中で語られたのは、桃太郎自身も知らなかった驚くべき真実だった。
なぜ自分には人を癒やす力があるのか。
なぜ「封印の子」は狙われるのか。
そして、自らに流れる血の正体とは何なのか。
その秘密は、古の…神話の時代から受け継がれてきた桃太郎の血統と深く結びついていた。
一方で、桃太郎たちが追い続けてきた敵の正体もついに明らかとなる。
朝廷への深い憎しみを抱き、長きにわたり暗躍してきた者たち。
鬼を生み出し、人々を恐怖に陥れてきた陰謀の全貌が姿を現す。

蔦屋重三郎の生涯と江戸の出版革命
~遊郭・経済・文化の交錯~

江戸の文化革命児 ― 蔦屋重三郎、その軌跡と時代背景を紐解く決定版!
絢爛たる浮世絵、黄表紙ブーム、そして謎多き絵師・写楽の登場――
すべての中心にいたのが、一人の出版人「蔦屋重三郎」だった。
本書は、江戸時代を代表する出版プロデューサー・蔦屋重三郎の生涯を、彼を取り巻く政治・経済・文化・社会背景から丹念に解き明かす一冊です。
前半では、重三郎の活躍をより深く理解するための土壌として、江戸幕府の財政事情や田沼意次・松平定信の政策、書籍に係る技術や識字率の高さに支えられた出版文化、さらには吉原遊郭の実態や遊女たちの生活までも徹底解説。
後半では、吉原で育った一人の少年がどのようにして出版界の頂点に上り詰めたのかを、代表作や時代の寵児たちとの関係、そして寛政の改革による出版統制との戦いを通じてドラマチックに描きます。

みんながいつもお世話になってる神様たちの人生

みなさんは神社に行きますか?
毎年初詣で一年の多幸を願い、受験の時には合格祈願、お宮参りや七五三では子供の健康と幸せを願う…。一度も参拝したことのない日本人は、そうはいないのではないでしょうか。伊勢神宮や出雲大社のような由緒正しき有名神社でなくても、旅先には必ずと言っていいほど神社があり、ふらっと足を向けたくなるものです。
神社は、日本人にとって切っても切り離せない生活の一部です。そんな神社なのですが、意外と知らないことばかり。
八幡神社、稲荷神社、熊野神社、諏訪神社…。同じ名前を冠した神社をいろいろな町や地域で見聞きしたことがありますね。あれって一体なんなの?どういった繋がり?
その疑問の先には、日本の神様たちの素晴らしい人生(神生)の物語が詰まっています。ぜひ一度、神様たちの物語に触れて下さい。

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